4月目前ともなると夜明けも早くなります。
すっかり明るくなった早朝の館山の町を北条海岸にあるモーニングセミナー会場に向けて車を走らせます。
午前6時。
会場となったホテルの駐車場は満車状態。
毎月定期的に開催されている「館山倫理法人会」のモーニングセミナーに参加して参りました。
まだまだ新参者である私は、洗練されたセミナーの流れについて行くのが精一杯。
役員の方々のお話の後、本日のメイン講師である上野倫理法人会の遠藤先生の講話となりました。
遠藤先生は、東京歯科大学生理学講座の講師も務めれれている医学博士(歯科医師)ですが、何とプロレスラーとしても活躍されているそうで、スーツの上からも分かるほどの、隆々とした筋肉の持ち主。
特異な経歴?もさりながら、そのお話の内容は更に興味深いものでした。
テーマは、「タンパク質の倫理と美容健康サイエンス」
昨年の健康診断で脂肪異常(特に中性脂肪値)と診断されてから、極力肉類を減らし、青魚中心の食生活に変えた私には、正にタイムリーな内容。
早朝の眠気も一切感じず、終始聞き入ってしまいました。
遠藤先生によれば、人体は60%が水分、15%が脂肪、15%がタンパク質で残り10%はその他の物質で構成されているそうで、毛髪・爪・骨も全てタンパク質で出来ているそうです。
骨や爪はてっきりカルシュウムだと思っていました・・
健康を保つには、バランスの良い食事(もちろん肉も必要)とビタミン摂取。
そして成人の場合、6時間以上の睡眠とトレーニング(運動)だそうです。
子供の頃から親に言われ続けていたことと同じです。「好き嫌いをするな・早寝早起き・体を動かせ」は、人間が代々伝え続けて来た健康維持の秘法であった様です。
「肉体は精神の象徴・病気は生活の赤信号」と説く倫理は、自然の一部である人の真理なのでしょう。
子供の頃に感じたままの潮風の爽やかさが、今は亡き両親の温かい言葉を思い出させてくれました。