支援活動2日目です。
作業の中心は瓦礫の撤去と樹木の伐採です。
初日に切り倒した大木を持ち運べるサイズに処理しながら、敷地一面に埋まっている瓦礫の撤去を同時進行で進めます。
安房なのはな隊さんが切り倒す樹木は、とにかく太いものばかり。
危険過ぎて素人には手出し出来ません。
重さにして2t以上はあるそうで、津波の影響で根元から1メートル位は空洞になっていました。
重作業を全てこなして頂いた安房なのはな隊さんには、被災者の皆さんはモチロン、同行させて頂いた私達も感謝感謝でした。
作業時間に限りのある被災地支援活動。
参加した皆さんが、各々仕事、家庭を持っています。
休みを利用し、たった2日間ですが僅かな時間を被災者の方々と共に過ごし、共に汗を流す。
ボランティアは究極の自己満足と言われます。
それで良いと思います。
樹木伐採作業をしている斜面から長塩谷を見下ろすと、地中に埋まった瓦礫を片付けている東京から来たボランティアさん達が見えました。
全く見ず知らずの若者達です。
たった数時間ですが共に汗を流しました。
私達も、彼らの存在がとても心強く、人の温かさを感じました。
千葉から数時間の時間を隔てた先には、友を必要としている人々が大勢います。
復興は始まったばかりです。
今、私達に出来ること。
1000年に1度と言われる大災害。
その国難に、同じ時代に生まれた者として、共に立ち向かうこと。
そして将来、この国の子孫たちは、きっとこう思う筈です。
「この国は温かい」と。