一昨年から始めた「チョッと気になる空(雲)の撮影」、それにしてもスマホは便利です。
以前は、常にデジカメを持ち歩いていましたが、今のスマホ(iphon)はデジカメとして
も機能充実。
一番肝心なことは、突然訪れるシャッターチャンスに即対応出来るかと言うこと。
究極のクオリティーを求めなければ、今時のスマホ標準装備のデジカメ機能は、撮影機器
としては最高のツールと言えるでしょう。
さて、話は本題に戻ります。
今年の夏、当初からの長期予報で「冷夏」と報じられていましたが、8月の後半は正に雨と低温に見舞われ、いつの間にやら夏が終わってしまっていた感があります。
九州から東北に掛けては、これまた記録的な大雨が続き、広島や北海道で甚大な被害が出ています。
私達の千葉でも、曇りや雨の日が多く感じています。
そしてフト気付けば、空に浮かぶ雲の様子が例年の夏空とは少々違っていた様です。
今年7月中旬から8月初旬、館山・鴨川市内で撮影した空の写真です。
7月初旬に鴨川で撮影した左の写真は、
午後6時30分過ぎに撮影したものです。
帯状の雲が幻想的に伸びています・・
2枚目は、7月中旬の館山市内の空です。ウロコ雲でしょうか?
これは南北に伸びる帯状の雲です。
7月に入ってから空を見上げると、時々この様な雲を目にして
います。
夏空の青いキャンパスに、白い大画が目に滲みます。
でも、モコモコの入道雲に夏を感じていた昨年までとは、
一味も二味も違う、2014年の夏でした。
猛烈な残暑に見舞われている日本。千葉でも連日の酷暑で、外に出るのが辛く感じます。抜ける様な空の青は例年より色濃く、真っ白な入道雲が夏らしさを強調しています。
そんな房総の空に、少しだけ注意深く目を向けてみると・・。
田植えを終えた鴨川の夕焼けです。
紫がかった雲の色と、縦横に走る雲が「大きな皿」の様に見えませんか?
R128号線を南下中、館山で撮影した写真です。
車の助手席からの撮影なので、少々構図が怪しいのですが、見事な夕焼けでした。
うわー キノコ雲だぁ!
鴨川駅方向から東の空に浮かぶマッチョな雲です。写真では分かり難いのですが、おおまかにキノコと言うより「エリンギ」そのものの形で浮かぶ大きな雲でした。
何とも幻想的な空です。
打ち寄せる波の様な白雲と青空のコントラストは、まるで海を見ている様に感じました。
こちらも夕方の鴨川上空に現れた不思議雲。
扇状に広がったオレンジ色の雲は、巨大な蓮の葉を裏側から見ている様です。
日頃、なに気なく見ている空。目を凝らすと、何と変化に富んでいることか。
空を見る度、母の「空は大きな絵のようでしょう?」と言う言葉を思い出します。
空と自分との間には、何の隔たりもありません。空を見つめ、その美しさに接している時って、何故か子供の頃の自分ではありませんか?
自然界の偶然は面白い。
いつもの様に出勤した本社総務課のIさんが、そんな偶然に遭遇しました。
毎朝の掃除の時間。
本社玄関周辺の掃除を担当していたIさん。
入口ドア丁寧に磨き上げ、郵便ポストを拭き始めた時遭遇したのが下の写真です。
カエルが3匹、見事に正座して I さんの作業を眺めています。
左から大中小の順で並んでいました。
この光景、どうしても父・母・子に見えてしまいます。
カップクの良い父さんカエルの隣には、礼儀正しく優しそうな母さんカエル。反抗期なのか、コッソリ列を乱する息子カエル。
小さな物語が聞こえてきそうな光景に、何人かの社員が集まり、それぞれの解釈・それぞれのストーリーを描きながら、1日の始まりを笑顔で迎えることが出来ました。
以前ブログでご紹介した、寒さに怒る我が家のわんこ。
このブログを見た妻が・・
「この子(母わんこ)の名誉の為に、少しは良い事も書いてあげたら?」と・・・。
実は、以前ブログを読んで頂いた妻の友人から、
「あっ この子ね? 不愉快だとまゆ毛の位置が変わるんでしょう? 変ってるねー」
とのお言葉を頂き、それ以来「変わったわんちゃん・変なわんちゃん」のイメージが独り歩き。
本人(母わんこ)にもそれが伝わっているのか、マスマスまゆ毛の位置に変化が現れている気がしてなりません。
確かに、彼女のおてんば度は尋常ではありませんでした。
子犬の頃には、食べ物に対する執着心から、ありとあらゆる悪さをしでかしました。
全ての家具は歯型だらけ。
スチール缶の「あんきも」の缶詰を歯でこじ開け、まんまと完食したことも・・。
階段から転落して怪我で入院。
退院後にその腹いせか、夫犬を階段から蹴り落とし、またまた動物病院へ。
服のボタンとういうボタンを全てかじり、油断しようものなら、彼女の餌食となった20ロールのトイレットペーパーが室内に散乱する有様。
TVリモコンをかじり壊し、TV側のチャンネルボタンまでもが・・。
しばらくの間はNHK教育のみの生活に陥入りました。
そんな超おてんば犬が妊娠し、2歳にして母親になりました。
小さな体には余りに大き過ぎるお腹が目立ちます。
7年前の春の深夜、突然出産が始まりました。
それまで寝起きしていたケージから出て、予め妻が準備していた段ボール製の出産箱へイソイソと入ると、徐々に呼吸が早くなり、落ち着きなく寝返り(?)を繰り返します。
周囲でオタオタする夫犬と私。
「 ホラっ 生まれるよ 」
落ち着き払った妻の冷静な声。
全く動じない妻の態度に、改めて女性の強さを感じます。
6時間かけて4頭の子犬が生まれました。
この写真は、出産を無事に終えた早朝に撮影したものです。
世の中で何よりも「大切なもの」を得、幸せに満ちた穏やかな彼女の表情。
写真の中の彼女は私にこう語りかけています。
「私の子供達 私の家族 一番大切なもの」
この写真は私の宝物になりました。
人も動物も、思考や行動の根本は「家族」。
心の中にモヤモヤが生じた時、この写真で気持ちをリセットさせています。
7月16日月曜日。
今年の「海の日」は、全国的に急に気温が上がり、いよいよ夏本番を感じる一日となりました。
九十九里にある「アスカ九十九里法輪閣」では、午前10時から新盆展示即売会を開催しました。
店内には、沢山の新盆関係商品や仏壇・仏具等を展示した他、屋台コーナー・お子様コーナ等も設置して、お客様をお迎えしました。
さて、九十九里法輪閣に隣接する広大な田圃には、青々と成長した稲が、まるで緑の絨毯の様に風に靡き、その風の強弱により、緑の絨毯に現れる模様の変化の美しさには目を奪われてしまいます。
夏の風景って「活力」を感じます。
稲穂の成長、碧い海、入道雲、高校野球、花火大会、夏祭り、ナイター中継、生ビール、枝豆などなど・・・!!
とにかく活動的で、期待感満載の季節!
と、稲穂を見ながら夏の到来にオカシな妄想を交えながら感慨にふけっていたところ、鴨川本社から作業応援に参加していたA課長が・・
あれっ!?何かウジャウジャ泳いでますよ!!
A課長の指さす場所に近寄ってみると・・
ドジョウの大群(?)です。
前回ブログのトンボ程ではありませんが、それでも結構な数のドジョウが泳ぎ廻っています。
自然発生したのか、田圃の所有者さんが放流しているのかは分かりませんが、野生(?)のドジョウをみるのは生まれて初めて。
年甲斐も無く炎天下で感動しました。
良く良く観察すると、田圃への給水栓があるコンクリートマスの中から田に出ようとする者と、田から水を伝ってマスの中に戻ろうとする者が居る事に気付きました。
※上の写真は水流に抗い、滝登りをする勇敢なドジョウ君のその瞬間です。
田からマスへ滝登りに挑戦し続ける一匹の勇敢なドジョウ君。
約10分間の挑戦の後、見事マスに戻ることに成功!!
大きな田園の片隅で、自然界に住む生き物たちのユーモラスで健気な生活が営まれていました。
本格的な夏目前!!
日増しに日中の日差しが強さを増しています。
しかし・・
朝晩が妙に涼しく・・?
まだ梅雨明け前なのは分かるのですが、雨の降り方も以前とは違う様な。
2~3週間前からは、大量のトンボが飛び始めました。
鴨川だけかと思いきや、南房総のどこに行ってもトンボを見ます。
先週、南房総市池之内にアスカ22番目の葬祭場がオープンしました。
周囲を田畑に囲まれ、とても長閑な環境の中に、一見葬祭場とは思えないモダンな建物が妙にマッチしています。
その建物の周りにも、数えきれないトンボの大軍が飛来していました。
で、トンボ君達の写真です。
写真ではその数が分かり難いので、飛んでいるトンボ君に赤丸印を付けてみました。
焦点距離55ミリの標準レンズで撮影したフレームの中には、判別出来るだけでも60匹のトンボ君達が映り込んでいました。
そこで、トンボの羽化時期について少々調べてみたところ、この時期にトンボが羽化し、飛翔することは良くある現象のようです。
トンボ君達は自然界で体を張って生きています。
気象に対する予知能力も相当なものらしく、梅雨明け後に降雨量が少ないと予知した場合、トンボの幼生であるヤゴの住む沼や池などが干上がる前に、さっさと羽化してしまう様です。
厳しい環境を生き抜くために、トンボ君達に神様が授けた力なのでしょうが、本当に凄いものです。
そんなトンボ君達の特殊能力について、チョッと勉強した知識を妻にご披露したところ・・
妻曰く・・・・
「神様は不公平だわ!私にも人生の先読みが出来る能力を授けてくれていれば・・・」
その先に続く言葉?
敢えて書かなくてもお分かりになると思います。
不甲斐ない亭主は一言の反論も出来ず、そっと寝床にもぐりこみ、妻との会話の末路が読み切れなかった事を心から後悔しました。
もっと早く教えろよ!!
久々に昨晩は、我が家に小さな嵐が吹き荒れました。
事の発端は、妻が偶然撮影したこの虹の写真です。
先月10日の夕方。館山市内で妻が撮影した写真には、私も生まれて初めて見る光景が映っていました。
広い角度をフォローできない携帯電話のカメラ機能を熟知している妻は、動画モードで撮影し、始まりから終わりまでが地面に伸びた、完璧な半円の虹を見事カメラに収めていたのです。
見事な虹です。
しかも妻が言うには、「もう1本外側にも虹が出来かかっていたのよ」
確かに写真を拡大してみると、鮮やかな半円の外側には、薄らともう1本の虹が・・。
しかし、ここからが騒動の始まりです。
ブログネタ集めに苦労している事を知りながら、この一級ネタを写真まで撮っていながら、1か月近くも忘れ切っていたウッカリ女房殿。
毎晩夕食時にブログの話もしているのに・・。 長年連れ添うと、亭主の悩みなど「埃か塵」程度にしか感じなくなるのかと本気で思ってしまいます。
共に苦難に立ち向かうのが夫婦というものじゃないのか?!
そんな気持ちがフツフツと沸き立ち、虹の写真を見ながら遂に、夫婦喧嘩に発展しかけたのですが、、、、
フト、こんなに綺麗なものが喧嘩のネタ?と思った瞬間、まだまだ小さい小さい自分が見えました。
そこで気持ちを入れ替え、売られた喧嘩を受けて立とうとした鼻息の荒い妻の機嫌をトリまくり・・。
やっとの事で転送入手した虹の写真。
苦労してます・・・ホントに・・・
2012年5月21日月曜日。
鴨川市の朝の天候は薄曇り。
いつも通りの通勤ルートを、いつも通りのスピードで職場に向かっていました。
午前7時20分を過ぎたあたりから、景色が妙に暗くなった様に感じ始めました。
こりゃ、雷だな! と、全く根拠の無い自らの結論に満足しながら、尚も職場に急ぎます。
が・・・・・
それにしても暗すぎるなぁ・・?
めっきり日が延びたこの時期の朝にしては、ヤケに暗い。
アレっ?・・・ 路肩に車を止めて車外に出ている人が・・
ふと、昨年の3.11の時の事が頭をよぎりました。
こりゃ 何かあるぞ!!
慌ててカーステレオをラジオに切り替えてみると・・
「今、始まりました~。私の周囲でもキンカングラスを手にした多くの人達が太陽を見つめ、歓声を上げています~」と、男性レポーターの興奮した声が流れています。
キンカングラス? 太陽?
あっ! 日食っ! 今日?
私も路肩に車を止め空を見上げてみると、幸運にも薄曇りのお陰で日差しが遮られ、肉眼で指輪の様に環状態になった太陽が見えるではありませんか!
30メートルほど先に止まっているドライバーからも歓声が上がっています。
予期しない突然の天体ショーに大感動!!
まあ、これだけTVやラジオで連日の様に「金環日食」と連呼されていながら、「突然の・・」と言うのもナンですが・・。
快晴であれば、直接見ることなど出来ない太陽です。
すぐさま常に持ち歩いているカメラを探しましたがどこにも見当たらず、仕方なく携帯電話で撮影しました。
全体の色がオカシイのですが、雰囲気は伝わる写真が撮れました。
次回の金環日食を見ることが出来るのは、18年後の2030年6月1日北海道だそうです。
さすがに北海道へ行って金環日食を見るチャンスは無さそうです。
しかし、18年後の私は、どんな立場、気持ちでラジオから流れる18年振りの金環日食のニュースを聞いているのでしょう。
それにしても、幸運に感謝感謝の朝でした。
以前、鴨川周辺に生息する小鹿(キョン)の事を、このブログに書きました。
鴨川店のSさんが大切にしている、チューリップの芽を食べてしまうキョンのことです。
あのブログをアップして以来、何とかしてキョンをご紹介したいと思い、常にカメラを持ち歩き、そのチャンスを待っていたのですが、遂に撮影に成功しました。
鴨川本社裏の林から、「ガサッガサッ」と足音が聞こえ・・。
何を警戒する様子も無く、1頭のキョンがノンビリ草を食べながら近付いて来るのにはビックリしました。
昼間見かける時には、辺りを警戒し、僅かな人の気配でも走り去ります。
しかし、今日は妙に落ち着き払っていました。
カメラを向ける私には気付いている筈なのですが、全く気にとめている様子がありません。
撮影を始めたその直後、何ともう1頭キョンが現れました。
1頭目は恐らくメスのキョン子。
2頭目は立派な角を備えたオスのキョン太郎です。
キョン太郎はキョン子を見守る様に、辺りを警戒しながら堂々と近付いて来ました。
このキョンは、動物園から逃げた小鹿の子孫達らしいのですが、今では鴨川の自然の中で、シッカリ生き続けています。
野生動物の魅力は、生き抜くことへの強さにある様な気がします。
私の目の前に現れた2頭のキョンは、体長1メートル位の小さな鹿でした。
しかし、彼らの体躯には自然界を生きる為の漲る力と、凛とした美しさを強く感じます。
チューリップの芽を食べてしまうキョン。
鴨川店のSさんと、チューリップ君達には申し訳ないのですが、今日からキョンのファンになりそうです。
2010年から始まった、アスカの味噌作り体験イベント。
たくさんの方々にご参加頂き、誠にありがとうございます。
イベントでは、市内の「青源味噌」さんにご指導頂き、仕込の段階からお世話になりました。
先日、その味噌を使って、トン汁を作りました。
無添加・手作り味噌は、アスカのグループ会社である仕出し料理「河邑」で、プロの料理人の手により「絶品トン汁」となりました。
その絶品トン汁は、鴨川店の昼食で社員に振る舞われましたが、やはり人が手を掛け、愛情を込めて作った物は、市販品とは一味も二味も違うものです。
以前、子供達の自然体験教室で、海水からの塩作りを行いました。
目の前の海から海水を汲み上げ、蒔きの火で熱せられたフライパンに、少しづつ注いで塩を作るのですが、水分が蒸発し、フライパンの底に白く残る天然の塩を見た時の子供達の歓声と目の輝き。
自分で食べ物を作る喜びは、その食べ物を育む自然を大切にする心を、人を作ります。
手作り味噌のトン汁の味に、塩作りの思い出を重ねながら美味しく頂きました。