今年9月17日の月曜日。幕張メッセにおいて、「エコメッセ2012 in ちば」が開催され、NPO法人まるゴミJAPANの代表理事 DJ KOUSAKUさんからのお声掛けで、被災地活動写真展を行いました。
会場はあまりにも広大!使わせて頂けるスペースも、どうにもナラナイほど広くて、これまでの展示方法では、そのスペースを埋める事が出来ません。当日の担当者全員で知恵を絞ります!
実際に使う部材をアレコレ時間をかけてイジクリ回し、これまでよりも機能・耐久性に富み、移動の手間もかからず、しかも見栄えの良い展示方法を考案! やはり困った時には、皆で知恵を出し合うのが最善の方法です。部材がコンパクトになった分、設営も簡単!搬送用の車も少なくて済みました。
アスカが総力を挙げて(?)設置した写真展がコレです!!
今回は、搬送車にも余裕が出来たので、大型モニターや、実際に被災地支援活動で使ったオフロードバイク3台と装備品等も展示しました。被災直後の現地の状況から現在(今年9月時点)まで、支援活動を通じて撮影した写真を120点展示し、来場された多くの方々に、「ボランティアの目から見た被災地の状況」を見て頂きました。
残暑厳しく、猛烈な暑さの中でのイベントでしたが、KOUSAKUさんをはじめ、まるゴミJAPANの皆様には大変お世話になり、良い写真展ができました。
今回の支援活動には、何とbayfmで放送中の東日本大震災復興支援番組、「DJ KOUSAKUのHEART LUCK」のパーソナリティー、DJ KOUSAKUさんが参加して下さいました。
KOUSAKUさんも、震災直後から十三浜の直ぐ近くで支援活動をされていたそうで、あの状況の中で、きっと何度もすれ違っていたのかも知れません。
それにしてもKOUSAKUさん、イイ体格です!! 一緒に薪割りに参加して頂きましたが、もの凄くパワフル!!野球部で鍛えたという体は、プロレスラー並みの筋肉です。その体力とパワーで、黙々と薪割り作業をこなしていました。
2日目の朝。作業開始前に、佐々木力さんが現地の被災状況を説明してくださいました。
淡々と話す佐々木さん。「彼の言葉には、重過ぎる悲しみが隠れていたね」帰社後、社長がポツリと漏らした一言もまた、とてもとても重い言葉でした。
この地域には、28世帯の家族が住んでいたそうです。津波で流され、残ったのは佐々木さんの家だけ。
家と言っても、母屋は流され、鉄骨倉庫がかろうじて残り、屋根のはるか上まで浸水したその倉庫の2階が、佐々木さんの住居です。建物のいたる所に、災害の爪痕が、今も生々しく残っています。
寒さを心配する私達に、「最近窓ガラスが入りましたからね~ 今年の冬は暖かですよ!」と明るく応える佐々木さん。前向きな人の強さを改めて感じました。
8月末の早朝のこと。千葉(鴨川)を発し、被災地支援活動の為に宮城に向かいました。館山道からアクアラインを経て、首都高から東北道のルート。目に入る景色は、いつもの町、いつもの渋滞。このルートを通って、宮城県石巻の被災地に行くのが何度目になるのか。もう数えることが出来ません。震災から1年5ヶ月(当時)が経過し、東北自動車道を走る車の中に、自衛隊の車は見られなくなりました。
約7時間半の道程を経て、目的地に到着です。
宮城県石巻市北上町十三浜。私にとっては第2の故郷の様に感じます。今年の春、アスカの社員が種まきを手伝ったひまわりが元気に咲いています。塩害の影響で生育が危ぶまれたひまわり。少々小ぶりながら、海に向かって凛と咲いています。まるで「どうだ!!」と言わんばかり。
今回の活動には、社長以下8名が参加しました。
未だ、そこいら中に転がる瓦礫を片付け、津波を被って立ち枯れしている危険な樹木を伐採します。
自然の強烈な力を感じながら、無数に立ち枯れている樹木を、エンジンチェーンソーを使って切り倒して行きます。切り倒した樹木は更に細かく切断し、薪として使います。今でも薪ストーブ以外の暖房設備が無い、佐々木さん宅。薪は大切な燃料です。
それにしても、寒さの厳しい東北の冬を乗り切るには、膨大な量の薪が必要です。佐々木さん宅では、暖をとるにも、風呂(露天ですが)を沸かすにも薪が必要です。昨年はGW過ぎまで寒さが続いていました。震災から2回目の冬を前に、被災地では冬を越す為の準備が始まっていました。
猛烈な残暑に見舞われている日本。千葉でも連日の酷暑で、外に出るのが辛く感じます。抜ける様な空の青は例年より色濃く、真っ白な入道雲が夏らしさを強調しています。
そんな房総の空に、少しだけ注意深く目を向けてみると・・。
田植えを終えた鴨川の夕焼けです。
紫がかった雲の色と、縦横に走る雲が「大きな皿」の様に見えませんか?
R128号線を南下中、館山で撮影した写真です。
車の助手席からの撮影なので、少々構図が怪しいのですが、見事な夕焼けでした。
うわー キノコ雲だぁ!
鴨川駅方向から東の空に浮かぶマッチョな雲です。写真では分かり難いのですが、おおまかにキノコと言うより「エリンギ」そのものの形で浮かぶ大きな雲でした。
何とも幻想的な空です。
打ち寄せる波の様な白雲と青空のコントラストは、まるで海を見ている様に感じました。
こちらも夕方の鴨川上空に現れた不思議雲。
扇状に広がったオレンジ色の雲は、巨大な蓮の葉を裏側から見ている様です。
日頃、なに気なく見ている空。目を凝らすと、何と変化に富んでいることか。
空を見る度、母の「空は大きな絵のようでしょう?」と言う言葉を思い出します。
空と自分との間には、何の隔たりもありません。空を見つめ、その美しさに接している時って、何故か子供の頃の自分ではありませんか?
先日、bayfmの人気パーソナリティー、DJ KOUSAKUさんがお越しになりました。
毎週土曜日午前6時30分から、約1時間20分に渡って放送される、東日本大震災復興支援番組「DJ KOUSAKUのHEARTLUCK」では、震災から1年5ヶ月を経過した今もなお、積極的に被災地支援を行っているKOUSAKUさんのパワフルな活動を中心に、様々な支援活動を紹介している番組。
恐らく、国内で唯一震災特集番組としてレギュラー放送されている番組ではないでしょうか。
時間も経過し、震災被害に対しては終息感を感じます。
しかし、被災地では・・・
KOUSAKUさんのお話しからも、被災地は未だにとても厳しい状況にあることが分かります。
アスカでは引き続き、被災地支援を積極的に継続して行きます。
自然界の偶然は面白い。
いつもの様に出勤した本社総務課のIさんが、そんな偶然に遭遇しました。
毎朝の掃除の時間。
本社玄関周辺の掃除を担当していたIさん。
入口ドア丁寧に磨き上げ、郵便ポストを拭き始めた時遭遇したのが下の写真です。
カエルが3匹、見事に正座して I さんの作業を眺めています。
左から大中小の順で並んでいました。
この光景、どうしても父・母・子に見えてしまいます。
カップクの良い父さんカエルの隣には、礼儀正しく優しそうな母さんカエル。反抗期なのか、コッソリ列を乱する息子カエル。
小さな物語が聞こえてきそうな光景に、何人かの社員が集まり、それぞれの解釈・それぞれのストーリーを描きながら、1日の始まりを笑顔で迎えることが出来ました。
以前ブログでご紹介した、寒さに怒る我が家のわんこ。
このブログを見た妻が・・
「この子(母わんこ)の名誉の為に、少しは良い事も書いてあげたら?」と・・・。
実は、以前ブログを読んで頂いた妻の友人から、
「あっ この子ね? 不愉快だとまゆ毛の位置が変わるんでしょう? 変ってるねー」
とのお言葉を頂き、それ以来「変わったわんちゃん・変なわんちゃん」のイメージが独り歩き。
本人(母わんこ)にもそれが伝わっているのか、マスマスまゆ毛の位置に変化が現れている気がしてなりません。
確かに、彼女のおてんば度は尋常ではありませんでした。
子犬の頃には、食べ物に対する執着心から、ありとあらゆる悪さをしでかしました。
全ての家具は歯型だらけ。
スチール缶の「あんきも」の缶詰を歯でこじ開け、まんまと完食したことも・・。
階段から転落して怪我で入院。
退院後にその腹いせか、夫犬を階段から蹴り落とし、またまた動物病院へ。
服のボタンとういうボタンを全てかじり、油断しようものなら、彼女の餌食となった20ロールのトイレットペーパーが室内に散乱する有様。
TVリモコンをかじり壊し、TV側のチャンネルボタンまでもが・・。
しばらくの間はNHK教育のみの生活に陥入りました。
そんな超おてんば犬が妊娠し、2歳にして母親になりました。
小さな体には余りに大き過ぎるお腹が目立ちます。
7年前の春の深夜、突然出産が始まりました。
それまで寝起きしていたケージから出て、予め妻が準備していた段ボール製の出産箱へイソイソと入ると、徐々に呼吸が早くなり、落ち着きなく寝返り(?)を繰り返します。
周囲でオタオタする夫犬と私。
「 ホラっ 生まれるよ 」
落ち着き払った妻の冷静な声。
全く動じない妻の態度に、改めて女性の強さを感じます。
6時間かけて4頭の子犬が生まれました。
この写真は、出産を無事に終えた早朝に撮影したものです。
世の中で何よりも「大切なもの」を得、幸せに満ちた穏やかな彼女の表情。
写真の中の彼女は私にこう語りかけています。
「私の子供達 私の家族 一番大切なもの」
この写真は私の宝物になりました。
人も動物も、思考や行動の根本は「家族」。
心の中にモヤモヤが生じた時、この写真で気持ちをリセットさせています。
7月16日月曜日。
今年の「海の日」は、全国的に急に気温が上がり、いよいよ夏本番を感じる一日となりました。
九十九里にある「アスカ九十九里法輪閣」では、午前10時から新盆展示即売会を開催しました。
店内には、沢山の新盆関係商品や仏壇・仏具等を展示した他、屋台コーナー・お子様コーナ等も設置して、お客様をお迎えしました。
さて、九十九里法輪閣に隣接する広大な田圃には、青々と成長した稲が、まるで緑の絨毯の様に風に靡き、その風の強弱により、緑の絨毯に現れる模様の変化の美しさには目を奪われてしまいます。
夏の風景って「活力」を感じます。
稲穂の成長、碧い海、入道雲、高校野球、花火大会、夏祭り、ナイター中継、生ビール、枝豆などなど・・・!!
とにかく活動的で、期待感満載の季節!
と、稲穂を見ながら夏の到来にオカシな妄想を交えながら感慨にふけっていたところ、鴨川本社から作業応援に参加していたA課長が・・
あれっ!?何かウジャウジャ泳いでますよ!!
A課長の指さす場所に近寄ってみると・・
ドジョウの大群(?)です。
前回ブログのトンボ程ではありませんが、それでも結構な数のドジョウが泳ぎ廻っています。
自然発生したのか、田圃の所有者さんが放流しているのかは分かりませんが、野生(?)のドジョウをみるのは生まれて初めて。
年甲斐も無く炎天下で感動しました。
良く良く観察すると、田圃への給水栓があるコンクリートマスの中から田に出ようとする者と、田から水を伝ってマスの中に戻ろうとする者が居る事に気付きました。
※上の写真は水流に抗い、滝登りをする勇敢なドジョウ君のその瞬間です。
田からマスへ滝登りに挑戦し続ける一匹の勇敢なドジョウ君。
約10分間の挑戦の後、見事マスに戻ることに成功!!
大きな田園の片隅で、自然界に住む生き物たちのユーモラスで健気な生活が営まれていました。
弊社22番目のセレモニーホールが、南房総市池之内(三芳地区)にオープンしました。
その名はPrier(プリエ)
フランス語で「祈り」と言う意味です。
自然豊かな三芳の田園風景の中に建つ「プリエ」。
不思議なくらい周辺環境にマッチしていると思います。
外観、内部共に白をベースカラーとした洋風の建物が、これまでの斎場のイメージを変えました。
故人様に対する最高の手向け。
それは、悲しみよりも感謝する心だと思います。
故人様への「感謝の気持ち」を贈る空間をご提供したい。
アスカの願いと「祈り」が込められたプリエです。
本格的な夏目前!!
日増しに日中の日差しが強さを増しています。
しかし・・
朝晩が妙に涼しく・・?
まだ梅雨明け前なのは分かるのですが、雨の降り方も以前とは違う様な。
2~3週間前からは、大量のトンボが飛び始めました。
鴨川だけかと思いきや、南房総のどこに行ってもトンボを見ます。
先週、南房総市池之内にアスカ22番目の葬祭場がオープンしました。
周囲を田畑に囲まれ、とても長閑な環境の中に、一見葬祭場とは思えないモダンな建物が妙にマッチしています。
その建物の周りにも、数えきれないトンボの大軍が飛来していました。
で、トンボ君達の写真です。
写真ではその数が分かり難いので、飛んでいるトンボ君に赤丸印を付けてみました。
焦点距離55ミリの標準レンズで撮影したフレームの中には、判別出来るだけでも60匹のトンボ君達が映り込んでいました。
そこで、トンボの羽化時期について少々調べてみたところ、この時期にトンボが羽化し、飛翔することは良くある現象のようです。
トンボ君達は自然界で体を張って生きています。
気象に対する予知能力も相当なものらしく、梅雨明け後に降雨量が少ないと予知した場合、トンボの幼生であるヤゴの住む沼や池などが干上がる前に、さっさと羽化してしまう様です。
厳しい環境を生き抜くために、トンボ君達に神様が授けた力なのでしょうが、本当に凄いものです。
そんなトンボ君達の特殊能力について、チョッと勉強した知識を妻にご披露したところ・・
妻曰く・・・・
「神様は不公平だわ!私にも人生の先読みが出来る能力を授けてくれていれば・・・」
その先に続く言葉?
敢えて書かなくてもお分かりになると思います。
不甲斐ない亭主は一言の反論も出来ず、そっと寝床にもぐりこみ、妻との会話の末路が読み切れなかった事を心から後悔しました。