ご葬儀事例

Funeral Stories

最後の夜は家族一緒に

母は、生前から「最後の時間も家族一緒がいい」と話していました。
家族団らんを何よりも大切にしてきた母らしい願いでした。
その想いを叶える場所として、私たちはクリスタ千葉のファミリールームを選びました。
まるで自宅のリビングにいるかのような温もりある空間で、私たちは母と最後の夜を共に過ごしました。

祭壇には、キャンドルのやさしい光が揺らめき、静かに母を包んでくれました。
その灯りの中で、和やかな時間が流れ、家族で母の思い出を語り合いました。
通夜振舞いには和洋折衷のコース料理をいただきながら、「あのときの旅行は楽しかったね」「いつも手料理が美味しかった」と笑顔と涙が交じるひとときに。

通夜の夜も、そのまま母のそばで過ごしました。慌ただしい時間のなかで行った湯灌では、母の姿に静かに手を合わせ、感謝の気持ちを伝えることができました。
プライベートな空間だからこそ、気兼ねなく過ごせた最後の夜。
そこには、母の望んだ“家族団らん”の形が、確かにありました。

ご家族の「母と一緒に過ごす最後の時間を大切にしたい」という想いに寄り添い、ファミリールームでの温かなお見送りをお手伝いさせていただきました。
キャンドルのやさしい灯りの中で、笑顔と涙が交差するご家族の姿がとても印象的でした。
お母様の願いが叶えられた、心に残るご葬儀だったと思います。

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