弔事は知らせを受けたらすぐにでも駆けつけて、お悔やみを述べるのがよいとされていましたが、親しい場合を除いて夜10時すぎは遠慮したいものです。知らせを受けてすぐ弔問した場合は、霊前に線香をあげますが、取り込み中なのですぐに失礼します。それほどのつきあいがない場合には、玄関先でお悔やみを述べて帰るようにしましょう。遺族にこちらの気持ちを知らせたいときは、名刺などの右肩に、「謹んでお悔やみ申しあげまず」「心からお悔やみ申し上げます」「お悔やみに伺いました」などと書いて、置いてくるとよいでしょう。
例1)会社で、いつもご主人さまにお世話になっておりました○○と申します。さきほどお電話をいただき、とりあえずとんでまいりました。あんなにお元気でいらっしゃいましたのに、とても信じられない思いでございます。これからご活躍されようというときだけに、さぞかしお力落としのことでございましょう。社の者も仕事がすみ次第駆けつけると思いますが、私どもで出来ますことがありましたら、何なりとおっしゃって下さい。
例2)会社の同僚の××でございます。この度は突然のことで、さぞかしお力落としのこととお察し申し上げます。人望のある○○さんだっただけに、社内でも皆悲しんでおります。
この度は誠にご愁傷さまでございます。○○さまには、これからも長生きしていただきたかったのに、残念でなりません。ご家族の皆さまには、さぞお力落としのことでございましよう。心からお悔やみ申しあげます。
例1)この度は思いがけないお知らせをいただきました。ご家族の皆さまは、さぞかしご無念のことでございましょう。お察し申し上げます。私に出来ますことがありましたら何でもお手伝いいたしますので、何なりとお申しつけ下さい。
例2)○○ちやんが亡くなられたと聞き、急いで駆けつけてまいりました。こんな悲しいことはありません。お察しいたします。
例1)思いもかけないご災難でさぞかしお嘆きのことでしょう。私に出来ますことでしたら何なりとお申しつけ下さい。
例2)思いがけない事故で、ご主人さまがお亡くなりになったと承り、駆け付けてまいりました。まさかという驚きで一杯です。あのように立派な方を事故で失うなどとは、残念でなりません。私で出来ますことがありましたら、手伝わせていただきます。ご遠慮なく申しつけて下さい。
例1)この度は誠にご愁傷さまでございました。ご冥福をお祈りいたします。
例2)心からお悔やみ申し上げます。ご生前中は、何かとお世話になりまして、ありがとうございました。
例3)ご尊父さまには、ご養生の甲斐もなくご逝去なさいましたそうで、皆さまのご胸中はいかがなものかと、お察しいたします。
例4)この度は、お母さまがお亡くなりになられましたそうで、さぞやお力落としのことと深くお察し申し上げます。ご病気中はお見舞いにも伺いませんで残念でなりません。お取り込み中のこととは存じましたが、とりあえずお悔やみにまいりました。皆さまにもよろしくお伝え下さい。
例5)本当に突然のことでびっくりしました。お母さまにはこれまでにいろいろと教えていただきました。それなのにこんな悲しい時を迎えなくてはならないと思うと残念でなりません。どうぞお悲しみのあまり、お体をこわされないよう大切にして下さいませ。
例6)この度は、とんだことになりまして、言葉もありません。もうあの元気なお姿を拝見できないと思いますと心が痛んでまいります。これまで大変にお世話になりまして、いつかはご恩返しをと思ってまいりましたのに。それが心残りでございます。
例7)先日、病院にお見舞いに伺いましたときには、ついついお話がはずんでしまいお元気になられたようにお見受けしておりましたのに…。ご家族の方々の看病のかいもなく亡くなられるなんて、とても本当とは思えません。皆さまのお悲しみをお察しいたします。
例文)
ご令閨様ご逝去のお知らせに接し、お悔やみ申し上げ謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
あまりにも突然のことに、ただ信じられない思いでございます。あのようにお優しい奥様を亡くされました○○様のご胸中いかばかりかと拝察申し上げ、お慰めする言葉もございません。この上は、お力落としのためにご健康を損われますことのございませんよう念じるばかりでございます。なお、同封いたしました心ばかりのご香典を、ご霊前にお供えいただければ幸いでございます。近いうちに改めてご焼香させていただきますが、まずは取り急ぎ書中にてお悔やみを申し上げます。
例文)
ご主人様ご急逝との悲しい知らせをいただき、申し上げる言葉もございません。
昨年秋にお宅へお邪魔いたしました折りには、元気な様子で四方山話などにおつき合いくださいましたのに、信じがたい思いでございます。
まだお小さいお子様を残されて、あなた様のご心中いかばかりかと拝察し、どうお慰めすればよいのか、ただただ胸が痛むばかりでございます。今は何を申し上げましてもお悲しみをますばかりでございましょう。
何とかお元気を出されて、と申し上げても無理なこととはわかっていながら、それでもいまは、ただご悲嘆のあまりお体をこわされませんように、お子様のためにもお心を強くお持ち下さいますようにと、ひたすらお願いすることしかできません。
すぐにも、あなた様のところへ駆けつけたい思いで一杯でございますが、それもかなわず、謹んでご主人様のご冥福をお祈り申し上げ、あなた様のご自愛をお願い申し上げます。
例文)
○○さまには、お手厚い看護の甲斐もなく、昨14日未明、逝去されました報に接し、ご家族様のご心中を思い、申し上げる言葉も見あたりません。謹んでお悔やみを申し上げます。
皆様の看病の甲斐なくお亡くなりになりましたこと、残念でなりません。ただ最後にはお苦しみもなく安らかに逝かれましたと伺い、救われた思いがいたしました。
ご家族の皆様方は、どんなにかお嘆きのことでしょう。ことにお母様がどんなにおつらい思いをしておられるかと思いますと、本当に胸が痛みます。お力の限り最善を尽くされたのでしょうが、とてもおあきらめられない気持ちでございましょう。
今はただ、○○様のご冥福をお祈り申しますとともに、お母様をはじめ皆様方が、ご悲嘆のあまりお体を損われることのないようにと祈るばかりでございます。
いずれ近いうちに上京し、ご霊前にお参りさせていただきますが、とりあえず手紙でお悔やみを申し上げます。
同封のご香典、ささやかではございますがご霊前にお供えくださいますようお願いいたします。
例文)
このたびの○○ちゃんの御夭折を知り、申し上げる言葉もございません。
あの明るい笑顔を二度と見られないとは、いまだに信じられない思いでおります。昨年の家族旅行の際には、私にも甘えて本当に可愛らしいと思いました。お子様を失ったお悲しみお嘆きは、いかばかりでございましょう。ただ今は、何を申し上げてお慰めしたらよいか言葉もありません。特に奥様のお悲しみについては察するに余りあるでしょう。
どうぞお役に立つことがありましたら、何なりとお申しつけ下さい。喜んでお力にならせて頂きたいと存じます。
○○さん、残された△△君や奥様のためにも、一日も早くお立ち直り下さいますよう、悲しみにお身体をお痛めになりませんよう、心からお祈り申し上げます。
例文2)
御令息○○様には、突然お亡くなりになられたとのお知らせをいただき、主人ともども茫然として、しばらくは言葉もでない状態でございました。
あれほどまでにおいつくしみお育てあそばされて、来春には小学校へ入学と、御一家そろって楽しみにしておられた矢先のこと、さだめし言葉に尽くせない悲しみにおありのことと、悲しくも深く拝察申しあげます。いまはただ○○様の面影を涙のうちに思い浮かべるのみでこざいます。
この逆縁の御不幸に、あなた様には何を生きがいにして生きていったらよいのかと、思い悩まれているのでしょうか。あまりの悲しみの上、お体でも損なわれましてはと気遣う次第でございます。
まだ将来のあるあなた様のことですから、どうかこの悲しみがつぐなわれる日もありましょう。今はひたすら○○様の御冥福をお祈りくださいますようお願い申し上げます。
なお同封のもの、些少ではございますが、どうぞ御霊前にお供え下さいませ。略儀ながら書中をもってお悔やみ申し上げげます。
例文)
お母様がお亡くなりになられ、すでに四十九日もすまされたとのお便りをいただき、突然の事ゆえびっくりいたしました。
何も知らずにいてお見舞いにもうかがいませず、本当に申しわけない気持ちでいっぱいでございます。さぞかし、お力落としのことと存じます。
お手紙にはお母様はご家族に囲まれ、眠るようなご最期だったとうかがい、そのことだけが慰めに思っています。お遅ればせながら謹んでお悔やみを申し上げます。
あらためて思い返しますと、お母様には何度もお手料理をご馳走になったり、また話相手になっていただいたのに、そのご恩返しも出来ないままになってしまいました。
いまはただ、あの頃のお姿をしのびつつご冥福を祈らせていただきます。○○様には、おつらいでしょうが、ご健康にお気をつけてお過ごし下さいませ。お母様も、何よりそれを願っておられることと思います。
「年賀欠礼」の通知を受けてはじめて死亡を知るということがあります。相手先が喪中であることを知らずに年賀状を出し、そのあと喪中を知った場合にはお悔やみの言葉を記したお詫び状を出します。
例文)
このたびはご丁重なごあいさつをいただき、お父上様のご他界を知りました。
お病気のことも少しも存じませず、お見舞いもお悔みも申し上げず失礼いたしました。遅まきながら改めてお悔みを申し上げ、お父上様のご冥福をお祈り申し上げます。さぞかしお淋しい毎日をおすごしのことと拝察いたします どうぞお体に気をつけて下さいまして、新しい年をお迎え下さいますように。
例文)
本日、年賀欠礼のお知らせをいただき、たいへんに驚いております。
ご無沙汰いたしておりましたために、お父上のご不幸を少しも存じ上げず、すでに年賀状を差し出してしまいましたことをお許し下さい。遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。ご家族様にはさぞ寂しい歳の暮れとは存じますが、どうぞお体を大切になさいますよう、お願い申し上げます。
来年こそはよいお年でありますように。とり急ぎ失礼のお詫びまで。
例1) 形ばかりでございますが、どうぞご霊前にお供え下さい。
例2) この度はご愁傷さまでございます。仏さまへの供養としてどうかご霊前へお供え下さい。
※キリスト式の場合にも、ご霊前という言葉を用いますが、祭壇に供えることはしませんので、花を捧げるという意味で、「故人を偲び、御花料をお納めください。」などと言います。
例1) 今晩はこれで失礼させていただきます。
例2) 明日のご葬儀に参列させていただきますので、このへんで失礼させていただきます。
例3) 今晩はこれでおいとまさせていただきます。どうかお疲れになりませんように。
例1) やむを得ない事情がありまして、告別式には参列できませんが、どうぞお許し下さい。
例2) 仕事の都合で告別式には失礼させていただきます。
例3) 明日の告別式には残念ですが参列できませんので、今晩伺わせていただきました。
※出席を断る場合「結婚式に出席します」など、慶事のことには触れないようにします。
例1) 知らないこととはいいながら、お悔やみが遅れまして、お許し下さい。
例2) お葬式の日は出張中で参列することができませんでした。遅ればせながら、お悔やみを申し上げます。
※知人や友人が亡くなったことを遅れて知ったときには、すぐにお悔やみの電話を入れるか、お悔やみ状を出しておきたいものです。
弔電は電話で申し込む方法(受付時間は午前8時から午後10時、配達時間は午前8時から午後7時)、ファックスで申し込む方法があります。また菊の花をあしらった「刺繍電報」、線香を添えた「香華」などのメモリアル電報があります。
参考:
NTT東日本 D-MAIL / NTT西日本 D-MAIL
※電報電話局や郵便局から打つ場合には、電報発信用紙に記入します。
ご利用の際は「お悔やみの○○番」とお申し込みください。文例の文章は、一部ことばを入れかえてご利用になれます。
文例中の○○には、固有名詞を当てはめてお申し込みください。
[7501] ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申しあげます。
[7502] ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。
[7503] 悲報に接し、悲しみにたえません。心よりご冥福をお祈りいたします。
[7504] 在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
[7505] ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
[7506] ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
[7507] ご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。安らかにご永眠されますようお祈りいたします。
[7508] ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。ご家族の皆様が心を合わせて、強く生きられますようお祈りいたします。
[7509] ご逝去の知らせを受け、ただただ、驚いております。ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。
[7510] いつまでも、いつまでもお元気で長生きしてくださるものと思っておりました。在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
[7511] ○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
[7512] ○○様のご逝去を悼み、ご冥福をお祈りいたします。
[7513] ○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7514] ○○様のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申しあげます。ご生前をお偲びし、悲しみにたえません。遥かにご冥福をお祈りいたします。
[7515] ○○様のご訃報に接し、お悲しみをお察し申しあげますとともに衷心より哀悼の意を表します。
[7516] ○○様の突然のご逝去の報に接し、お慰めするすべもごさいません。衷心より哀悼の意を表します。
[7517] ○○様のご逝去を知り、驚愕いたしております。いたってご壮健と伺っておりましただけに、申しあげる言葉もございません。皆様のご落胆もいかばかりかと存じます。どうぞご自愛くださいませ。ご冥福をお祈りいたします。
[7518] 最愛の○○様がお亡くなりになられたお悲しみは、計り知れないものとお察しいたします。どうぞお気を強くなさってください。心からお悔やみ申しあげます。
[7601] 突然の悲報に接し、驚愕しております。謹んでご冥福をお祈りいたします。
[7602] 突然の悲しいお知らせに接し、悲しみにたえません。在りし日を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。
[7603] あまりに突然のご逝去、お慰めの言葉もございません。ただ、ご冥福をお祈りするばかりです。
[7604] 突然の悲報に接し、動揺のあまり声も出ませんでした。ご遺族の方々のお悲しみはいかばかりかとお察しいたします。心からこ冥福をお祈りいたします。
[7605] 悲報に接し、心からお悔やみ申しあげます。お力落としをお慰めするすべもなく、ただ故人のご冥福を祈りあげるばかりです。
[7606] 突然の悲報に接し、ご遺族様のお悲しみ。いかばかりかと拝察いたします。お別れもできなくて、残念です。故人のご冥福をお祈りいたします。
[7607] 突然の悲報に接し、驚いております。残されたご家族の皆様のご心情をお察しし、すぐにもお慰めに飛んでまいりたい気持ちですが、遥かな地よりご冥福をお祈りいたします。
[7608] まさかとは思いましたが、ニュースで知り驚いています。さぞかし皆様お心落としのことと存じますが、一日も早くお悲しみから立ち直られますように。謹んでお悔やみを申しあげます。
[7612] 突然の悲報に接し、呆然自失のありさまです。お元気だったころのお姿ばかりが目に浮かび、訃報がいまだに信じられません。今はただ、ご冥福を祈るのみです。
[7613] ご生前の笑顔ばかりが目に浮かびます。どうぞ安らかな旅立ちでありますよう、心からお祈りいたします。
[7615] ご逝去の報に呆然といたしました。働き盛りのお元気だった故人の面影が目に浮かびます。教えていただきたいことが、まだまだたくさんありましたのにと悔やまれます。心からご冥福をお祈りいたします。
[7521] ご尊父様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
[7522] ご尊父様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7523] ご尊父様のご逝去を、心よりお悔やみ申しあげます。在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。
[7524] ご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。ご尊父様には、幾多のご厚情をうけながら、ご恩返しをすることもできず、痛惜の念もひとしおです。ご冥福をお祈りいたします。
[7525]いつもお元気そうに談笑されていたお父上様を思い出します。父もすっかり肩を落として、在りし日の思い出に声を詰まらせています。故人のご冥福をお祈りいたします。
[7614] ご訃報に接し、ただただ悲しいばかりです。故人は慈父のようなお方でした。安らかにお眠りになられることをお祈りいたします。
[7531] ご母堂様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
[7532] ご母堂様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7533] ご母堂様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。お慰めの言葉もございません。今はただ、心から、ご冥福をお祈りいたします。
[7534] 悲報に驚いています。あなたのお気持ちを思うと胸が痛みます。心から哀悼の意を表し、お母様のご冥福をお祈りいたします。
[7535] ご母堂様のご急逝を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。いつも、お優しかったお顔を思い出し、まだ信じられない気持ちです。心よりご冥福をお祈りいたします。
[7536] お母様のご逝去に深く哀悼の意を表します。家族ぐるみでお世話になりました。ご冥福をお祈りいたします。
[7541] ご子息様のご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈りいたします。
[7542] ご子息様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7543] ご令息様の突然の悲報に愕然といたしております。ご家族の皆様のお悲しみはいかばかりかとお察しいたします。謹んでお悔やみ申しあげます。
[7544] ご子息様の急逝の報に接し、悲しみにたえません。前途洋々たる時に突然他界され、ご両親様のお悲しみ、ご無念のお気持ちは、いかばかりかとお察し申しあげます。
[7551] ご令嬢様のご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈りいたします。
[7552] ご令嬢様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からこ冥福をお祈りいたします。
[7553] お嬢様のこ逝去を悼み、ご両親様のお嘆きをお察し申しあげますとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
[7554] お嬢様の突然のお旅立ち、ご両親様のお嘆きいかばかりかと、拝察申しあげます。在りし日の美しいお姿を偲び、衷心より哀悼の意を表します。
[7561] お孫さまのご急逝の報に接し、驚きを禁じ得ません。お二人のご傷心を思うと、涙がこぼれます。心から哀悼の意を表します。
[7609] 悲しいお知らせに呆然としております。お別れにも伺えず、残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。
[7610] お悲しみに対し弔問かなわぬ非礼をおわびし、謹んで哀悼の意を表します。
[7611] ご生前のご厚情を思えば、お見送りをしなければなりませんのに、健康を害し伺えず申し訳ございません。故人のご冥福を祈って手を合わせております。
[7616] 幼なじみの友との別れの報に接し、悲しみでいっぱいです。たくさんの思い出をありがとう。どうぞ安らかにお眠りください。
[7617] 最愛の友の訃報を聞き、深い悲しみに襲われています。仕事を愛し、家族や友を愛し、何事にもひたむきだった彼。ご遺族皆様のご心中をお察し申しあげ、心からご冥福をお祈りいたします。
[7618] 会いたい、会いたいと思っておりましたのに、こんな突然のお別れになってしまいました。悔しくてなりません。ご冥福をお祈りしたします。
[7619] 先生のご訃報に接し、人生の師を失った悲しみでいっぱいです。先生の尊いお教えは、私の心の中に生き続けます。どうか安らかにお眠りください。
[7620] 御社社長様のご訃報に接し、ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
[7621] 御社社長様の不慮のご逝去の報に接し、御社ご一同様に衷心より哀悼の意を表します。
[7622] 会長様のご逝去に際し、惜別の急を禁じ得ません。ご功労に敬意を表しますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
[7623] 社長様のご訃報に、当社社員一同、謹んで哀悼の意を表します。ご遺族の皆様ならびに社員ご一同様に、心からお悔やみ申しあげます。
死亡通知を受けた場合には、弔問あるいは通夜に出席しますが、通夜・葬儀のいずれにも出席ができない場合は、すぐにも弔慰の手紙を書きます。とりあえず弔電を打ち、改めてお悔やみとお見舞いの手紙を書くのもよいでしょう。また、レタックス(電子郵便)を利用すれば、手書きのメッセージが、弔事用の封筒に入れて届けられます。
例文1)
まことに悲しい通知をいただき、まだ茫然としているばかりです。
何とお慰め申し上げてよいか、言葉もございません。半年前に電話でお話をしたときには、「元気になったら一緒に旅行に行こう」と言われていただけに、このような結果になろうとは、人の世のはかなさが今さら身にしみる思いでございます。お仕事では名誉賞を獲得され、これからの活躍が期待されていた時だけに、残念でなりません。近いうちに霊前にお詣りさせていただき、○○さんの思い出話などさせていただきたく存じます。
御心痛いかばかりかとは存じますが、残されたお子様方のためにも、御健康に留意されて、何卒強く生きて下さい。それは○○さんも望んでおられることだと存じます。
御仏前に、○○さんのお好きであった花でもお供え項きたく、心ばかりでございますが御花料を同封させて項きました。
失礼ながら書中にて、心より御冥福をお祈りいたします。
取引先の社長が亡くなった場合、時機を失わないようにお悔やみ状を出します。公的なお悔やみ状では、故人の功績をたたえ、さらに、慰めの言葉だけでなく激励の言葉を書き添えます。最後には、協力を借しまない旨の一文を書きます。「今後ともご指導ご鞭燵を…」のような文は避けます。
お悔やみ状を出すときには、季節のあいさつは省き、お悔やみと慰めの言葉を簡潔に記します。
例文1)
謹啓 貴社代表取締役社長○○○○様には、ご逝去あそばされましたとの報に接し、誠に驚き入りました。貴社ご一同様のご傷心のほど深くお悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
ご生前中はことのほかご高配にあずかり、弊社が今日まで業績増大が出来ましたのも、ひとえに○○社長のお陰と感謝致しております。
皆様方には、どうか故人のご遺志を実現なされますようお祈り申し上げております。微力ではありますが弊社も出来る限りの協力を惜しまないつもりでございます。とりあえず、ご弔詞を申し上げる次第でございます。 敬具
例文2)
謹啓 貴社社長○○○○様には、心不全により急逝あそばされたとの報に接し、大変心を痛ませております。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ご生前中には、とりわけご懇意にしていただきましたのに、なんら報いることが出来ず、ただ残念であります。ご遺族様はじめ、社内ご一同様のお嘆きのほどを拝察致しますと、お慰めの言葉もございません。皆様により、故人のご遺業を推進なされますようお祈り申し上げる次第でございます。
同封の微、なにとぞご霊前にお供えいただけますようお願い申し上げます。 敬具
例文)
今朝の新聞で○○先生のご逝去を知り、驚きとともに深い悲しみで一杯でございます。
一ヶ月ほど前に病院にお見舞いに伺いました折は、たいへんお顔色もよく、来月は退院できるからと、先生みずからおっしゃっておりましたのに、未だに信じられない思いでございます。
思えば先生には、学生時代はもとより、卒業後も何かと親しくご指導賜わり、ときには親も及ばぬほど親身にご叱正をいただきました。ご恩返しもこれからというときに先生を失ったことは、本当に口惜しく残念でございます。今後は、先生からいただいたご教訓を人生に生かして生きていくことがご恩に報いる道と思って頑張る覚悟でございます。どうぞ奥様には一日も早く立ち直られ、ご健康で先生の分まで長生きをしていただきますようお願い申しあげます。
ちょうど本日より東北出張のため最後のお別れに参列できないのが残念でございますが、帰京次第ご霊前に参らせていただきます。
なお、心ばかりのご香料を同封いたしましたので、御霊前にお供えいただきたいと存じます。まずは、とりあえず先生の生前のお姿を偲びつつ、心からお悔やみを申し上げます。
例文1)
ご尊父様、昨日ご逝去の由承り、○○様のご悲嘆いかばかりかとご心中拝察申し上げます。謹んでご尊父様のご冥福をお祈り申し上げます。
何をおいてもお伺いをしてお焼香させていただくべきところでございますが、私病気中のためご葬儀への参列がかないませず、申しわけございません。とりあえず書中をもってお悔やみを申し上げるしだいでございます。
お力落としとは存じますが、お体を損われることのこざいませんよう、ご自愛下さいませ。
なお、同封いたしましたのは、ほんの心ばかりのご香料でございます。ご霊前にお手向けくださるようお願い申し上げます。合掌
例文2)
さきほど○○様より、御尊父様御他界のお知らせをいただき、とり急ぎお悔やみを申し上げます。平素は人一倍ご健康な方でいらっしゃいましただけに、ご家族の皆さまのお心のこもったご看病により必ずやご回復なさると信じておりましたのに、全く残念な思いで一杯でございます。御一同様のお悲しみ、ご落胆はいかばかりかと拝察申しあげております。
さっそく参上いたしましてお悔やみを申し上げますべきところでございますが、何分にも遠方のこととてそれも叶わず、不本意ながら書中をもちまして、謹んで哀悼の意を表し、ご尊父さまのご冥福をお祈り申し上げる次第でございます。
なお、心ばかりのご香料を同封させていただきましたので、御霊前にお供え下されば幸いに存じます。
例文3)
本日、電報にてご尊父様ご他界のお報せをいただき、とり急ぎお悔やみ申し上げます。
お手厚いご看護の中で、八十歳のご長寿を全うされての安らかなご最期とうかがいましても、ご肉親の情はまた格別、さぞかしお寂しいことと拝察申し上げております ここに謹んでご弔詞を申しあげ、ご尊父様のご冥福をお祈り申し上げます。
すぐにも参上の上お悔やみ申し上げるべきところでございますが、遠地のこととて叶いませず、時を改めて、ご霊前にお参りさせていただきたいと存じますのでお許しいただきたいと存じます。なお、僅少ながら御香典を同封致しましたので、ご霊前にお手向け下さいますようお願い申しあげます。
例文)
お母上様ご他界の悲報に接し、なんと申し上げればよいのか、お慰めの言葉も見つかりません。○○様はじめご家族の皆さまにお悔やみ申しあげますとともに、謹んでお母上様のご冥福をお祈り申し上げます。
お母上様には何度かお目にかかりましたが、お優しいなかにも凛としたところをお持ちの立派な方でいらっしゃいました。もっと長生きしていただいて、もう一度お話を伺いたいと思いましたのに、ほんとうに残念でございます。何分にも遠方のため、ご葬儀にも参列できませず、ご生前のお姿を偲びつつ合掌させていただきます。
なお、まことに些少ではございますが、心ばかりのご香料をご仏前にお供え下さいますよう お願い申し上げます。